オーストラリアの鉱業と建設産業に関する研究

鉱業は長年にわたりオーストラリア経済の基盤となってきました。オーストラリアは世界最大のリチウム生産国であり、金、鉄鉱石、鉛、亜鉛、ニッケルの生産量でも世界トップ5に入っています。また、ウラン資源は世界最大、石炭資源は世界第4位です。世界第4位の鉱業国（中国、米国、ロシアに次ぐ）であるオーストラリアは、ハイテク鉱山機器に対する継続的な需要があり、米国のサプライヤーにとって潜在的なビジネスチャンスとなります。

オーストラリア全土には350以上の操業中の鉱山があり、そのうち約3分の1が西オーストラリア州（WA）、4分の1がクイーンズランド州（QLD）、5分の1がニューサウスウェールズ州（NSW）にあり、これら3州は主要な鉱業州となっています。採掘量で見ると、オーストラリアで最も重要な鉱物資源は鉄鉱石（29の鉱山）で、そのうち97%が西オーストラリア州で採掘されています。石炭（90以上の鉱山）は主に東海岸のQLD州とNSW州で採掘されています。